肉離れ 対応 スポーツ救護
肉離れの対処方法はご存じですか?
先日、あるスポーツ大会の救護を担当しました。
試合開始前の練習時間、ぐいっと踏み込んだ瞬間、右腓腹筋(ふくらはぎ)に違和感を感じたそうです。
残念ながらそのまま戦線離脱。痛みをこらえながら救護所に来所されました。
状況を伺い、観察をさせて頂くと、骨折や外傷の所見は無く受傷状況からも肉離れが強く疑われましたので、その場でRICE処置を行いましいた。
RICE処置。ご存じですか?
R : Rest(安静)、I : Icing(氷で冷却)、C : Compression(サポーターなどで圧迫)、E : Elevation(患肢を挙上)すること。
あるスポーツメーカーの報告によると、肉離れでは初期の対応によって治癒までの期間が変わってくるそうです。
怪我をしたようだけど、どうすえばよいかわからない。判断ができない
RICE処置。知識はあるけど道具が無い。
そんなことありませんか?
私たちは医療スタッフは、怪我をした現場で適切に判断し、応急処置を行い医療機関受診をサポートします。
スポーツの現場には救急救命士を配置しましょう。
参考 日本整形外科学会
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/pulled_muscle.html