ドクターヘリ要請
先日弊社が救護スタッフとしてお手伝いしたイベントで、ドクターヘリと連携する事案が発生しました。
地元消防に救急要請を行い、傷病者の状況や現場と直近救急隊との距離等々からドクターヘリ要請に至りました。
イベント会場が山間部であったことから、地元消防の救急車が到着するまでには45分程度を要し、先行で到着したドクターヘリと私たち救護スタッフが連携することとなりました。
弊社スタッフは消防の救急隊経験者であることから、ドクターヘリとの連携は救急隊現役時代に何度も行っています。しかし、今回は消防隊のサポートや整えられた環境でドクターヘリと連携するのとは異なり、その場の環境に合わせ判断しなければいけないことが多く、情報共有などでは困難を生じました。
幸いにも重症度が高いものの緊急度は低いと思われる事案でしたので、ドクターヘリを使用し適切な治療を行える病院へ搬送して頂くことができました。
この様な連携ができるのも、弊社に消防での救急経験があるスタッフがそろっているからこそ。
イベント救護では、いざという時に経験値の差が顕著に現れます。